市況概要

米国のGDPが予想を上回ったことを受け、景気後退懸念が後退し、世界の株式市場は幅広く上昇しました。S&P500は2.5%、ダウ30は1.8%上昇し、ナスダック100は5%近く上昇しアウトパフォームしました。セクター別では、世界経済の回復が楽観視される中、消費者裁量が6%強の上昇、半導体は5%の上昇で最近の復活を継続しました。
日本では、日経平均株価が円安に支えられ、3%上昇し、27,500円の手前で取引を終えました。他のアジア諸国では、ハンセンが旧正月の休暇から戻り、再び週足で3%の上昇を記録しました。 一方、欧州株はSTOXX600種指数が0.7%高となりました。
為替相場では、米ドルは円を除く主要通貨に対して小幅に弱含みとなりました。豪ドル/米ドルは強い消費者物価指数を受けて2%上昇し、米ドル/円は0.2%上昇し、130円弱で週を終えました。商品先物では、原油は-2%下落し、金はほぼ横ばいとなりました。一方、暗号通貨は、BTCが2%弱上昇し、23,000ドル以上を固めながら、緩やかなペースではあるが回復基調を続けています。

今週はアルゴリズムランキングはお休みします。