市況概要
先週の世界の株式市場は、前週の猛烈な上昇の後、米国株が一息ついたため、まちまちの動きとなりました。S&P500とナスダック100は約1%下落し、ダウ30はほぼ横ばいとなりました。セクター別では、消費者裁量が新たな景気後退懸念から3%近く下落し、下げを主導した一方、ヘルスケアや公益事業が1%以上上昇し、ディフェンシブセクターがプラスとなりました。
日本では、GDPが予想に反してマイナスとなったことを受けて、日経平均は1%強下落し、28,000円を割り込んで引けました。アジアでは、ハンセンが3週連続の上昇となり、さらに4%上昇しました。一方、欧州の株式はSTAX600が0.2%上昇し、小幅ながら上昇しました。
為替市場では、予想よりも弱いPPIインフレレポートが発表されたにもかかわらず、米ドルはほとんどの主要通貨に対して緩やかに反発しました。注目すべきは、米ドル/円が1%上昇し、注目される140円のレベルを超えて円安で引けたことです。米ドル/カナダも、原油価格が急落する中、1%上昇しました。商品先物では、原油は10%近く急落し、1バレル80ドルの重要なレベルをかろうじて維持しています。暗号通貨では、投資家がFTXの破綻による潜在的な連鎖のリスクを警戒し、BTCとETHが直近の安値付近で推移しました。
アルゴリズムパフォーマンスランキング
アルゴリズム | Weekly Return |
ジャスダック好調-機械学習B | 5.19% |
[2020/6版] 20日 ボリンジャーバンド(±1σ) を利用したアルゴリズム | 4.75% |
【投資金額50万円からの】売り上げ堅調銘柄・出来高分析売買 | 2.93% |
トレンドフォローVI | 2.60% |
20日 ボリンジャーバンド(±1σ) を利用したアルゴリズム(2019/12 選定版) | 2.57% |
【飲食店業界逆張り】残存者利益を狙う-出来高分析売買- | 2.43% |
【人気アルゴ再販売】東証厳選40大型株銘柄 | 2.42% |
27小売成長-MACD | 2.42% |
中成長α-機械学習E+T | 1.60% |
01農林水産特定-機械学習A | 1.39% |
日本の株式市場全体が低迷する中、多くのアルゴリズムが週次リターンでプラスとなりました。ジャスダック好調-機械学習Bは、6736 サン電子(株)の大幅高により5%上昇しました。[2020/6版]20日ボリンジャーバンド(±1σ)を利用したアルゴリズムも7780(株)メニコンで大きく反発し、5%近く上昇しました。【投資金額50万円からの】売り上げ堅調銘柄・出来高分析売買は3923(株)ラクスでブレイクアウト上昇し3%上昇しました。