市況概要

先週の世界の株式市場は、3月に最初の利上げを示唆したタカ派的な米連邦準備制度理事会(FRB)の会合を消化し、まちまちな展開となりました。しかし、米国の株式市場は、S&P 500とダウ30がともに1%上昇し、ナスダック100はほぼ横ばいで終わったもののジェットコースターのような週で、一時の安値から立ち直ることができました。セクター別では、エネルギーセクターがさらに5%上昇し、目覚しい上昇を続けている一方、テクノロジーセクターは2%以上反発し、3連敗を止めました。

日本では、コロナウイルスの感染者が急増し、アジア株のネガティブなセンチメントが再燃する中、日経平均は4週連続で下落し、27,000円を割り込みました。他のアジア諸国では、ハンセンが5%以上急落し、年初来の上昇を帳消しにしました。これは、問題を抱えた不動産開発会社、恒大集団が再建計画を進められないとの思惑からです。一方、欧州株はSTOXX指数ベースで2%近く下落しました。

為替相場は、FOMCがタカ派的な内容であったため、米ドルが全面高となりました。商品通貨が下げを主導し、豪ドルやNZDは対ドルで2%超安となり、EUR/USDも2%弱の暴落で2020年半ば以来の安値となりました。商品先物では、原油が米ドル高にもかかわらず底堅く推移し、4%近く上昇し数年ぶりの高値となった一方、金は2%下げました。一方、暗号通貨は先週の大混乱から安定し、BTCは安値から15%上昇し、重要な40,000ドルの水準に向かってじりじりと上昇しています。

週間アルゴリズムランキング

アルゴリズムWeekly Return
トレンドフォローVI4.04%
【日米株・金・原油】 資産分散ETF・安定型3.31%
REIT-機械学習F+T1.50%
機械学習逆張り II0.58%
日本株ショート戦略アルゴリズム(βヘッジ用)0.50%
01農林水産特定-機械学習A0.22%

日本市場全体が引き続き不安定な状況にある中、いくつかのアルゴリズムは堅調なパフォーマンスを示しました。トレンドフォローVIは、4781日本ハウズイング(株)の大幅高により4%上昇しました。【日米株・金・原油】 資産分散ETF・安定型は、1671WTI原油価格連動型上場投信の買いシグナル成功で3%超の上昇。REIT-機械学習F+Tは、8958グローバル・ワン不動産投資法人で小幅に反発し、1.5%増となりました。