市況概要

米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めへの懸念が高まる中、先週の世界の株式市場は急落し、米国株は2020年3月の前回の市場暴落以来最悪の週となりました。ダウ30種は-5%近く、S&P500種は-6%近く下落し、ナスダック100は-8%という驚異的な下落率で大型指数の中で最悪のパフォーマンスとなりました。セクター別では、テクノロジー(-7%)と金融(-6%)が期待はずれの決算で下落を先導し、公益事業(-0.8%)や消費財(-1.4%)などのディフェンシブセクターは比較的堅調でした。
日本では、日経平均は-2%下落し、3週連続の下落となりましたが、1年間の取引レンジの底である27,000円以上でサポートを見つけることができました。アジアでは、中国銀行が金利を引き下げ、低迷する不動産セクターを支援したため、中国株は世界市場の混乱に影響されないばかりか、ハンセンが2%以上上昇し、プラスになりました。一方、欧州の株式も比較的安定しており、STOXX600は1.4%の下落にとどまりました。
為替相場は、リスクオフの環境下で、国債利回りの低下を背景に、対円を除くすべての主要通貨でドル高が進行しました。商品市況では、原油は引き続き供給懸念から1.5%上昇し数年ぶりの高値となり、金は安全資産としてのフローから1%近く上昇しました。一方、暗号通貨は米国株とともに下落し、BTCとETHはそれぞれ重要なテクニカルサポートである40,000ドルと3,000ドルを下回るまで急落しました。

今週はアルゴリズムランキングはお休みいたします