市況概要

先週の世界の株式市場は、米国の主要株価指数がV字回復を果たし、史上最高値を更新したことに牽引され、幅広く上昇しました。S&P500種指数は1.3%上昇し、終値で再び節目の4,600を超え、ナスダック100種指数も3%以上上昇して史上最高値を更新しました。セクター別では、テクノロジー・セクターが2%の上昇となりました。これは、債券利回りの低下が、アップルやアマゾンの期待外れの業績を補ったためです。

日本では、日経平均株価は0.3%上昇しましたが、日曜日に行われる総選挙を前にして、ほとんどがレンジ内で推移しました。アジアでは、ハンセン指数が3%下落し、4週間続いた連勝記録が途絶えました。一方、欧州株はSTOXX600指数で0.8%の上昇となりました。

為替市場では、米ドルはまちまちで、リスクオンの環境が続く中、商品通貨が強含みで推移しました。豪ドルは0.8%上昇しましたが、一方でユーロは月末に向けての流れの中で0.8%下落しました。商品先物では、原油は数年来の高値を更新した後、ほぼ横ばいの83ドル/バレルとなり、金は1,800ドル/オンス前後の厳しい取引レンジにとどまっています。暗号では、ビットコインは6万ドルのサポートラインに跳ね返され、今週はほぼ横ばいとなっています。一方、イーサリアムは史上最高値を更新し、最終的に4400ドル前後で取引されています。

週刊アルゴリズム・ランキング

アルゴリズムWeekly Return
鉄鋼金属機械-機械学習E+T12.07%
機械学習逆張り II9.58%
20日 ボリンジャーバンド 1σ を用いたアルゴリズム6.32%
トレンドフォローVI5.95%
日経225レバレッジETF(VIXヘッジ付)4.21%
[2020/6版] 20日 ボリンジャーバンド(±1σ) を利用したアルゴリズム3.71%
卸売小売-機械学習E3.60%
35日ボリンジャーバンドを用いたアルゴリズム3.55%
【コロナショックで値上がりした銘柄への投資】出来高/チャート分析による売買アルゴリズム3.12%

日本の株式市場が狭いレンジで推移しているにもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが印象的な上昇を見せました。鉄鋼金属機械-機械学習E+Tは、工業用金属株の継続的な強さにより12%の上昇となりました。機械学習逆張りIIは、5217 テクノクオーツ(株)の力強いブレイクアウト・ラリーにより、10%近くの上昇となりました。20日ボリンジャーバンド1σを使用したアルゴリズムは、3923(株)ラクスの買いシグナルが成功し、6%以上の反発となりました。