アルゴリズム選び方のポイント

期間損益全期間の期間損益だけではなく 過去1カ月/過去3カ月/過去6カ月/過去1年 の期間損益を確認して、1年あたりの収益に直した際に安定して同じ程度のパフォーマンスが出ているか確認することが重要です。注)例えば過去3か月の累積損益が10%である場合、年率換算にすると12か月分の40%であることになります。
最大損失率例えば全期間での最大損失率が15 %であれば、あなたが初期投資100万円で運用開始していた場合に85万円まで資産が目減りしていた可能性があります。最大損失率からリスクの度合いがご自身の許容範囲であるかを確認することが重要です。注)同じ累積損益のアルゴリズムを比較した場合、最大損失率の低い方が優秀であると考えることができます。
市場全体と比較した パフォーマンス青線で表示されるアルゴリズムのパフォーマンスが、グレーの線で表示される市場全体の値動き(通常日経平均株価の変動)をどの期間でも上回っていれば優秀なパフォーマンスと言えます。注)グレー線が上下した際でも、青線が安定している場合、相場の影響を受けにくいアルゴリズムであると考えることができます。
バックテストと運用開始後の パフォーマンスの差異全期間表示の際にチャートの左側の薄い青で表示される領域(バックテスト)に比べて、右側の濃い青で表示されるチャート領域(運用開始後)でのパフォーマンスが明確に劣っていないか確認することが重要です。注)運用開始後は実際にアルゴリズムを動かし始めたあとのパフォーマンスであるため、より重要性が高いと考えることができます。
アルゴリズム概要     アルゴリズムの狙いやコンセプトや特徴などを理解し、ご自身の相場観と照らし合わせて投資目的に合っているかを確認することが非常に重要です。注)例えばある銘柄群が上昇すると、パフォーマンスが上がりやすいものや、資産分散がされていて比較的安全なものなど、様々なタイプのアルゴリズムが存在します。
組み入れ銘柄組み入れ銘柄数が少な過ぎたり同じような値動き(同業種など)をする銘柄が集中している場合や、値動きの激しい銘柄が含まれている場合には、隠れたリスクとなっている可能性があるので注意が必要です。注)組み入れ銘柄が株式指数などのETFである場合はその限りでない場合もあります。
初期資金額売買単価が高額な銘柄が組み込まれている場合などがございますので、アルゴリズム稼働時の初期資金額がご自身の投資予定金額に収まっていることを確認する必要があります。注)初期資金額が100万円と表示されている場合は、実際に運用を行うには100万円の投資資金が必要となります。
アルファ数値が高いほど、アルゴリズムが市場全体のパフォーマンスを上回っていることを示します。注)目安として、0.3を超えるものは、スマトレストアが扱うアルゴリズムの中でも優秀と言えるでしょう。
ベータアルゴリズムのパフォーマンスの市場全体(通常日経平均)への連動率で -1.0~1.0 の値を取ります。1.0であると、日経平均が10%上昇すれば アルゴリズムの損益も10%上昇する、ー0.8であれば逆に日経平均が10%下落すれば損益が8%上昇するということになります。注)絶対値が大きいと損益が市場の動きに振られて上下してしまうので、安定した損益を目指す場合は目安として絶対値が0.5以下(ー0.5から0.5の間)のものを選ぶと良いでしょう。
ボラティリティ値が小さいほどアルゴリズムの収益が安定してリスクが小さいことを意味します。 注)日経平均のボラティリティは通常0.2~0.3程度なので、目安として0.2以下のものは比較的リスクが少ないといえるでしょう。
シャープレシオ     値が大きいほどリスクに対して効率的に利益を上げることが出来ている優秀なアルゴリズムと言えます。注)目安として、シャープレシオが2.0を超えるアルゴリズムはスマトレストアのなかで優秀と言えるでしょう。

注意)アルファ、ベータ、ボラティリティ、シャープレシオのデータは、運用開始前のデータに大きく左右されます。従って、運用開始後の累積損益率、最大損失率、チャートの形状を確認し、運用開始前と大きく異ならないことを確認することは重要です。

アルゴリズム評価ポイント

アルゴリズムを選ぶポイントはいくつかあります。

  • アルゴリズムがどの程度儲かっているか?
  • アルゴリズムが過去に最大でどの程度損したことがあるか?
  • アルゴリズムの損益が全体市場をどの程度上回っているか?
  • 開発者コメントから、アルゴリズムの性質を理解し、自分の投資目的と合っているかどうか?

このようなポイントを抑えることが重要です。

このような主要ポイントを、チャート、そしてアルゴリズムの詳細情報に分けて、以下詳しく説明していきます。

チャート

各アルゴリズムのチャートはアルゴリズム通りに運用した時にどの程度利益が出ていたかを示すグラフで、全期間損益が大きい右肩上がりのアルゴリズムほど利益が得られる可能性が高いと言えます。

しかしながら、チャートは過去のパフォーマンスを示すもので、重要なのは将来もチャート通りの値動きが期待できるかどうかを見極めることです。将来を正確に予測することは難しいですが、ポイントを押さえると、期待通りのパフォーマンスが得られる可能性の高いアルゴリズムを見出すことができます。

 なお、チャートの見方についてはこちらを参照ください。

アルゴリズムの詳細情報

アルゴリズム詳細画面の下部分には、アルゴリズムの詳細情報が掲載されています。この中から、開発者が説明するアルゴリズムの概要および組み入れ銘柄などを確認すると、アルゴリズムの傾向や強みや弱みを理解することができ、将来の収益の予想に役立てることができます。

(参考)その他テクニカル指標

アルゴリズム詳細画面では、チャート上で示される期間損益と最大損失率のほかにも、ページ下部にあるアルゴリズム詳細の欄で詳細なパフォーマンス(成績)やリスクに関する情報が確認できます。これらの評価指標は、プロの投資家が参他考とする指標で少し技術的になりますが、以下それぞれの意味と判断のポイントを説明します

アルゴリズム評価ポイント

アルゴリズムの損益(収益)率

チャート左上に、選択した期間の損益率が表示されており、全期間および直近のアルゴリズムのパフォーマンスが確認できます。アルゴリズムがどれだけ継続して利益が出ているかは、最初に確認するべきポイントのひとつです。

アルゴリズムの最大損失率

アルゴリズムが一定期間高い収益を上げていても、その過程で大きく損失が出たことがある場合、比較的リスクが高いアルゴリズムであると言えます。そこで、過去の最大損失率から、損失の度合いがご自身の許容範囲であるかを確認することはとても重要なポイントです。また、同じ損益(収益)率のアルゴリズムを比較する場合、最大損失率の小さい方が有利であると考えることもできます。

市場全体の動き(グレーのチャート)と比べて安定的にチャートが上方を推移するもの

  アルゴリズムの性能は、市場全体の上げ下げに比べて、どれだけ安定的に収益が出ているかでも判断することができます。市場全体の動きは通常日経平均株価で表され、グレーの線としてチャート上に表示されています。青い線で表示されるアルゴリズムの損益がどの程度安定的にグレーの線を上回っているかで、アルゴリズムのパフォーマンスが評価できます。

チャート右側、濃い青色の期間が右肩上がりのもの

  チャートの左側、薄い青の領域は、開発者がアルゴリズムを作成する際に過去データで導き出した理論的な損益です。それに比べ、右側の濃い青のチャート領域は、アルゴリズムを実際の株価を使って動かした(運用)時に確認できた損益となります。従って、濃い青のチャート領域が右肩上がりのアルゴリズムは信頼性が高いと言えます。

チャートの期間のタブを3カ月、6カ月などと変えていってもアルゴリズムのパフォーマンスが大きく変わらないもの

  チャートの上部には期間を切り替えるタブがあります。例えば過去3カ月を選べば、3か月前に取引を開始した際の損益状況が確認できます。アルゴリズムも市場の状況によってはある程度上下するものですが、どの期間でも市場全体の動きに比べて収益を出しているか確認するといいでしょう。

まとめ:アルゴリズムを選ぶ際には、安定的にどのような状況でも利益を生み続けるものを探したくなりますが、どのようなアルゴリズムでも市場全体の動きにある程度左右されてしまいます。そのため、安定的に利益が発生しているかだけでなく、市場全体(通常日経平均株価)の損益をどの程度上回っているかを確認するのは重要なポイントです。累積損益だけでなく、最大損失率がご自身で納得できる範囲であるかも確認してください。また、累積損益や最大損失そしてチャート形状はあくまで過去の情報であることを確認し、次項にある詳細情報を活用してアルゴリズムの予想されるパターンを把握するようにするとよいでしょう。