市況概要

先週の世界の株式市場は、予想を上回る好業績を背景に、米国の主要株価指数を中心に反発しました。S&P500とNasdaq100は2%以上の上昇を見せ、史上最高値を更新しました。また、Dow30は1%上昇し、史上初めて35,000を超えて取引を終了しました。セクター別では、ハイテク・セクターが約3%の上昇と最近の好調さを維持しましたが、景気循環セクターはエネルギーを中心に0.3%の下落となりました。

日本では、連休前までに日経平均株価が1.6%下落しましたが、先物価格は金曜日のNY市場で28000円を超えるなど順調で、週明けは2%以上の上昇が見込まれます。一方、欧州の株式は米国に追随し、STOXX600指数では1.5%の上昇となり、前週の損失を解消しました。

為替市場では、来週の重要な米連邦準備制度理事会(FRB)を前に、米ドルが小幅に上昇し、商品通貨は再び下落となりました。特に、豪ドルは-0.5%の下落となり、対米ドルで年初来の安値を更新しました。また、金は0.5%の下落となりましたが、1オンス=1800ドルを割り込まずに安定しています。一方、暗号通貨では、BTCが30000ドルの重要なテクニカルサポートラインを成功裏に維持した後、35000ドルレベルに向けて急騰するなど、活気が見られます。

週刊アルゴリズム・ランキング

StrategyWeekly Return
高成長β-機械学習E+T14.16%
コロナ耐性銘柄×トレンドフォロー14.07%
トレンドフォローVI9.58%
3年株価上昇率好調-機械学習B1.44%
[2020/6版] 20日 ボリンジャーバンド(±1σ) を利用したアルゴリズム0.93%
26卸売時価-MACD0.50%
日本株ショート戦略アルゴリズム(βヘッジ用)0.32%

日本の株式市場がマイナスであったにもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが素晴らしいパフォーマンスを示した。特に、高成長β-機械学習E+Tは、成長株ポートフォリオの継続的な強さにより14%上昇し、コロナ耐性銘柄×トレンドフォローも3038(株)神戸物産の買いシグナルが成功したことにより14%上昇しました。次に、トレンドフォローVIは、モメンタム銘柄のポートフォリオが堅調に推移し、10%近く上昇しました。