市況概要

6月の世界の株式市場は、NFP が予想を下回り、FRB が金融緩和策を撤回するとの懸念が後退したことを好感し、ほぼ全面的に上昇して始まりました。 米国の主要株価指数はすべてマイナス圏から回復し、0.5%前後の小幅な上昇で終了しましたが、小型株指数のラッセル2000は0.8%の上昇とわずかにアウトパフォームしました。セクター別では、エネルギーが7%近く上昇したほか、REITなど金利に敏感なセクターが3%近く上昇しました。

日本では、日経平均株価は、やや円高の影響を受け、-0.7%の下落となり、前週の上昇分を一部失いました。一方、欧州株はSTOXX600指数を中心に0.8%の上昇を見せ、史上最高値を更新しました。

商品先物分野では、金は0.7%引き下げられ、1オンスあたり1,900ドル弱で堅調に推移しましたが、原油は4%上昇し、1バレルあたり70ドル弱で数年来の高値を更新しました。一方、暗号通貨は引き続き圧力がかかっており、BTCとETHはいずれも直近の安値付近で揺れ動いています。

週刊アルゴリズム・ランキング

アルゴリズムWeekly Return
ジャスダック好調-機械学習B26.24%
35日ボリンジャーバンドを用いたアルゴリズム7.91%
鉄鋼金属機械-機械学習E+T3.46%
機械学習逆張り II2.73%
[公認] 2019秋 SC BEST50銘柄2.26%
【20万円で始める】低位株・出来高分析売買投資1.90%
【TOPIX100】AIトレード:学習済みニューラルネットワーク②1.88%
5G特選銘柄1.70%
【飲食店業界逆張り】残存者利益を狙う-出来高分析売買-1.61%
[公認]5G 2020年12月1.32%

日本の株式市場が低迷した週にもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが堅調に推移しました。特に、ジャスダック好調-機械学習Bは、4356応用技術(株)の買いシグナルが成功し、26%上昇しました。次に、35日ボリンジャーバンドを使用したアルゴリズム学習Bは、4369(株)トリケミカル研究所の長期ポジションの強い回復ラリーのおかげで8%近く上昇しました。 鉄鋼金属機械-機械学習E+Tは、金属株ポートフォリオの小幅な回復により、3%以上の上昇となりました。