市況概要

世界の株式市場は、インフレ懸念が払拭され、小売売上高が予想を上回ったことを受けて広範に上昇しました。米国では、メモリアルデーの長期休暇を前に、S&P500とダウ30は1%の小幅な上昇となりましたが、ナスダック100はテクノロジー株の復活が続いたことから2%の上昇となり、アウトパフォームしました。セクター別では、消費財や工業分野が2%以上の上昇を示しました。一方、ヘルスケア(0.6%減)や公益(1.5%減)などのディフェンシブ・セクターはマイナスで終了しました。

日本では、ワクチンの流通に楽観的な見方が続いていることや円安を背景に、日経平均は3%近く急騰し、29,000円台を回復しました。一方、欧州ではSTOXX600指数が1%上昇し、堅調に推移しました。

為替相場は、米ドルに対して1%上昇したNZドルと0.8%下落した日本円を除いて、主要通貨には動きがありませんでした。商品市況では、金が1%上昇して回復基調を維持し、1月以来の1,900ドル台に回復したほか、原油は4%上昇し、数カ月にわたる取引レンジを上抜けする勢いです。一方、暗号通貨は依然として強い売り圧力にさらされており、ビットコインは30,000ドル、イーサリアムは2,000ドルに向かって暴落しています。

週刊アルゴリズム・ランキング

アルゴリズムWeekly Return
【コロナショックで値上がりした銘柄への投資】出来高/チャート分析による売買アルゴリズム26.20%
[公認]ETFブルベア両対応 2020年11月版15.16%
[公認] 巣ごもり 20年9月8.46%
中成長α-機械学習E+T8.27%
[公認] 巣ごもり銘柄 20年12月7.71%
鉄鋼金属機械-機械学習E+T7.36%
【TOPIX100】AIトレード:学習済みニューラルネットワーク②5.99%
機械学習逆張り II5.12%
【TOPIX100】AIトレード:ニューラルネットワーク4.28%
サービス業-機械学習E4.08%

日本の株式市場が大きく反発した中で、いくつかのアルゴリズムが素晴らしい利益を上げました。 まず、【コロナショックで値上がりした銘柄への投資】出来高/チャート分析による売買アルゴリズムは、6946日本アビオニクス(株)の買いシグナルが成功したことで、26%の上昇となりました。次に、[公認]ETFブルベア両対応2020年11月版は、1570レバレッジブルETFで日経平均の急騰に乗じて15%上昇しました。また、[公認]巣ごもり20年9月号は、家事関連株が引き続き好調で、史上最高値を更新し、8.5%の上昇となりました。