市況概要

先週の世界の株式市場は、投資家が様々な業績報告を受けたことや、再びハト派的なFOMC会議の結果を受けたことから、不安定な動きとなりました。米国の主要株価指数は、S&P500が0.1%の上昇で唯一プラスとなりましたが、Dow30とNasdaq100はともに-0.4%の下落となりました。セクター別では、「ビッグ・テック」と呼ばれる企業の業績が思わしくない中、テクノロジー・セクターが2%以上も下落しました。一方、金融が2%、エネルギーが4%上昇するなど、景気循環セクターは堅調に推移しました。
日本では、日経平均株価は出来高が少なく-0.7%の下落となり、4週連続で下落してゴールデンウィークの長期休暇に突入しました。一方、STOXX600指数を基準とする欧州株も-0.4%の下落となりました。
為替市場では、月末の決済を受けて米ドルが主要通貨に対して反発し、特に米ドル/円は1%以上上昇して109ドルを超えました。カナダドルは例外的に1.5%上昇し、対米ドルで3年ぶりの高値を記録しました。商品先物では、金は米ドル高による売り圧力で0.4%下落しましたが、原油は米国と欧州が経済の完全再開に向かっていることから2%近く上昇しました。暗号領域では、ビットコインが5万ドル以下から5万8,000ドルに向けて反発した一方、イーサリアムは最近の好調さを維持し、3,000ドル弱で史上最高値を更新しました。

週刊アルゴリズム・ランキング

日本の株式市場が低迷した週であったにもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが堅調に推移しました。[公認]巣ごもり銘柄20年12月と[公認]eコマース20年9月は、家庭用品や電子商取引セクターが引き続き好調であったことから、いずれも2桁台の上昇となりました。続いて、卸売小売-機械学習Eは、小売業の株式ポートフォリオが堅調に推移したことにより、8%上昇しました。