市況概要
世界の株式市場は、予想を上回る経済指標や決算発表を受けて、米国株式を中心に上昇を続けました。ナスダック100がS&P500、ダウ30と並んで史上最高値を更新するなど、主要な株価指数はすべて1%以上の上昇となりましたが、これはテクノロジー関連銘柄の復活が続いたためです。債券利回りが安定する中、公益事業(3.7%増)やREIT(2.5%増)など金利に敏感なセクターを中心に、すべてのセクターが軒並み上昇しました。
日本では、コロナの第4波の流行から、日経平均株価は-0.3%と世界市場の上昇に乗れず、30,000円台での停滞が続いています。一方、欧州株は7週連続で上昇し、STOXX600指数は1%以上の上昇となりました。
通貨分野では、リスクオンの環境下で米ドルが幅広く下落し、特に豪ドルやニュージーランドドルなどの商品通貨が対米ドルで1.5%強となりました。商品先物分野では、米ドル安の影響で、原油は6%、金は2%上昇しました。 ビットコインは、CoinbaseのIPOに向けて64,000ドルを超える史上最高値を記録しましたが、その後、利益確定の売りに押されて60,000ドルに向けて急落しました。
週刊アルゴリズム・ランキング
アルゴリズム | Weekly Return |
サービス業-機械学習E | 22.10% |
3年株価上昇率好調-機械学習B | 12.13% |
[公認] 巣ごもり 20年9月 | 7.53% |
トレンドフォロー×分散投資Ⅱ | 5.59% |
IFRS-機械学習C改 | 3.40% |
【初期資金100万円:飲食店業界逆張り】 [出来高x上下ヒゲ]の大きさによる分析 | 3.20% |
[公認] 金関連銘柄 20年9月 | 2.53% |
[公認] 巣ごもり銘柄 20年12月 | 2.33% |
[公認] eコマース 20年9月 | 2.21% |
ETF金属資源-機械学習A | 1.97% |
日本の株式市場が低迷した週にもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが堅調に推移しました。まず、サービス業-機械学習Eは、6027 弁護士ドットコム(株)の買いシグナルが成功し、22%の上昇となりました。次に、3年株価上昇率好調-機械学習Bは、モメンタム株ポートフォリオの力強い回復ラリーのおかげで12%上昇しました。 [公認]巣ごもり20年9月は、巣ごもり銘柄が引き続き好調で7%上昇しました。