市況概要
世界の株式市場は、インフレ懸念や債券利回りの上昇が続く中、全般的にマイナスとなりました。米国の主要株価指数は軒並み赤字となり、ナスダック100はテクノロジー株の売り圧力が強かったため、再び5%以上の下落となりました。一方、循環型セクターはアウトパフォームし、特にエネルギーセクターは4%以上の上昇となりました。
日本では、月末に向けて利益確定売りが加速し、日経平均株価は3%以上下落しました。一方、欧州株はSTOXX 600ベースで-2%と比較的穏やかな下落となり、中国株は香港での株式取引にかかる印紙税の引き上げを受けて5%の下落となりました。
為替では、コモディティ通貨、特に豪ドルが前週の上昇を覆したことから、リスクオフの心理が米ドルを押し上げました。商品先物では、金が3%急落して6月以来の低水準となった一方で、原油は4%の上昇とポジティブなモメンタムが続きました。一方、ビットコインは、BTC/USDが50,000ドルを下回り、株式市場の下落とともに下落しました。
週刊アルゴリズム・ランキング
アルゴリズム | Weekly Return |
コロナ耐性銘柄×トレンドフォロー | 24.28% |
[公認]サイバーセキュリティ関連 20年9月 | 5.34% |
[公認] 次世代技術銘柄 2020年9月 | 4.74% |
トレンドフォローVI | 3.43% |
【飲食店業界逆張り】残存者利益を狙う-出来高分析売買- | 2.22% |
卸売小売-機械学習E | 1.80% |
[公認]ゲーム関連 20年11月 | 1.77% |
【20万円で始める】低位株・出来高分析売買投資 | 1.40% |
[公認]コロナウイルス関連銘柄 20年8月 | 1.23% |
04食料品時価-機械学習A | 0.87% |
複数のアルゴリズムは、下落基調の中でもプラスのパフォーマンスを維持することができました。 まず、『コロナ耐性銘柄×トレンドフォロー』は、4816東映アニメーション(株)や4552 JCRファーマ(株)などのコロナウイルス耐性株の強い勢いが続いていることから24%も上昇しました。 次に、『[公認]サイバーセキュリティ関連20年9月』は3916デジタル・インフォメーション・テクノロジー(株)の買いシグナルの成功で5%増加しました。 『 [公認] 次世代技術銘柄 2020年9月 』も2667 (株)イメージ ワン の買いシグナルで、5%近く上昇しました。