市況概要
世界の株式市場は、米国の主要株価指数が上げてGameStopによる損失を帳消しにしたことから、力強い回復基調を展開しました。S&P500とナスダック100は約5%の上昇で過去最高値を更新し、小型株指数のラッセル2000は8%近くの上昇でアウトパフォームしました。すべてのセクターが全般的に上昇し、金融セクターが7%、エネルギーセクターが8%上昇したことで、循環型株が牽引しました。
日本では、日経平均株価も4%上昇し、先週の損失を取り戻しました。同様に、欧州株式はSTOXX 600指数で3%以上上昇し、MSCIエマージングマーケット指数は5%以上上昇しました。
為替では、ユーロと円がともに下落するなかで混乱し、コモディティ通貨が強まりました。特に米ドル/円は、債券利回りの上昇を背景に、2020年11月以来の強さとなる105を突破しました。商品先物では、供給の逼迫を受けて原油が9%近く上昇し、パンデミックが始まって以来の高値を記録しました。 一方、リスクオンのセンチメントもビットコインを39,000ドルの水準に向けて押し上げました。
週刊アルゴリズム・ランキング
アルゴリズム | Weekly Return |
トレンドフォロー×分散投資 | 21.42% |
[公認]半導体関連 20年9月 | 19.21% |
トレンドフォロー×分散投資Ⅱ | 18.43% |
[公認]ETFブルベア両対応 2020年11月版 | 15.77% |
20日 ボリンジャーバンド 1σ を用いたアルゴリズム | 13.19% |
【コロナショックで値上がりした銘柄への投資】出来高/チャート分析による売買アルゴリズム | 12.77% |
[公認] eコマース 20年9月 | 12.24% |
【20万円で始める】低位株・出来高分析売買投資 | 10.15% |
[公認] 巣ごもり銘柄 20年12月 | 8.87% |
[公認]人工知能関連 20年9月 | 6.64% |
市場全体の回復基調の中で、多くのアルゴリズムが印象的な利益を上げました。まず、トレンドフォロー×分散投資、トレンドフォロー×分散投資Ⅱは、モメンタム株のポートフォリオが再び強化されたことで、それぞれ20%、18%の上昇となりました。次に、テーマ戦略[公認]半導体関連20年9月は、半導体セクターの強いモメンタムにより、直近の好業績を継続し、+19%の上昇となりました。