市況概要
先週の世界の株式市場は小幅に後退し、S&P500とナスダックはともに利益確定売りで約-1%の下落となった。1%以上の上昇となり明るい話題となったエネルギーセクターを除き、ほとんどのセクターがマイナスとなった。一方、ファイザー社のワクチンが米国でFDAの承認を受けたことを受けて、バイオテクノロジー株も上昇した。
日本では、日経平均株価は-0.4%の小幅な下落にとどまったものの、2週連続で下落しました。同様に、欧州株式もSTOXX 600指数に基づいて-1%近く下落しました。
通貨では、ユーロと日本円は対米ドルでほぼ横ばいとなりました。豪ドルは+1.4%の上昇、ニュージーランドドルは+0.8%の上昇と、最近のブレイクアウトを続けています。一方、英ポンドは先週のBrexit協議が頓挫したことで-1.6%の下落となりました。
商品では、原油が0.6%上昇して46ドル/バレルを超え、世界的なパンデミックが始まって以来の高水準となった一方で、金は横ばいでした。ビットコインは、18,000ドルから20,000ドルの間にある史上最高値付近での揉みあいが続いています。
週刊アルゴリズム・ランキング
アルゴリズム | Weekly Return |
20日 ボリンジャーバンド 1σ を用いたアルゴリズム | 11.07% |
ジャスダック好調-機械学習B | 8.28% |
コロナ耐性銘柄×トレンドフォロー | 8.22% |
【20万円で始める】低位株・出来高分析売買投資 | 8.05% |
3年株価上昇率好調-機械学習B | 5.37% |
[公式]クオンツ集合知プロ ハイリターン型 | 4.24% |
[公式] 2019秋 インド関連銘柄(高い潜在力) | 4.05% |
[公式] eコマース 20年9月 | 2.39% |
[2020/6版] 20日 ボリンジャーバンド(±1σ)を利用したアルゴリズム | 2.37% |
[公式] 巣ごもり 20年9月 | 0.87% |
今週も市場がマイナスに転じたにもかかわらず、いくつかのアルゴリズムが堅調に推移した。まず、20日 ボリンジャーバンド 1σ を用いたアルゴリズムは、6306 日工(株)と 6800(株)ヨコオの回復上昇により、11%の上昇となった。また、7462 ダイヤ通商(株)での強いブレイクアウトを受けて、ジャスダック好調-機械学習Bは8%以上の上昇となった。コロナ耐性銘柄×トレンドフォローも、2413 エムスリー(株)の買いシグナルを受けて8%以上の上昇となった。