マーケット概況
先週の世界の株式市場は全般的に下落しました。米国では、次の景気刺激策が進展していないことを受けて主要指数は小幅な下落となりました。 S&P 500 は-0.4%下落した一方で、ナスダック 100 は-1.3%下落するなど、ハイテク株の下落が目立ちました。一方、金融セクターは予想を上回る収益と債券利回りの上昇により、1%程度の上昇となりました。大局的には、米国の株式市場は、選挙日を控えて投資家が「様子見」の姿勢をとっていることから、狭いレンジで推移しています。
日本では、最近の円高にもかかわらず、日経平均株価は0.4%上昇し、レンジ上限の23500円付近で取引されています。追加的な景気刺激策への期待やコロナウイルス感染者数が比較的抑えられている事が日本の株式市場を支えています。一方、欧州全体でコロナウイルスの第二波が悪化していることが欧州株の足を引っ張っており、STOXX 600指数は1%以上下落しました。
通貨では、米ドルは対ユーロで-1%の損失と10月の弱気傾向を継続し、円は週に0.6%以上の円高となっています。金は1900ドル近辺で推移しているため、米ドル安に対する反応(+0.2%)はやや鈍いものとなりました。一方、ビットコインは、ペイパルがBTCや他の暗号通貨を使った支出を認めると発表した後、2019年半ば以来初めて13000ドルを超えて暴騰しました。
前週のアルゴリズム成績
Strategy | Weekly Return |
トレンドフォロー×少額投資 | 39.47% |
【投資金額50万円からの】売り上げ堅調銘柄・出来高分析売買 | 8.48% |
[公式] 2019秋 5G | 6.23% |
[公式] 巣ごもり 20年9月 | 4.58% |
20日 ボリンジャーバンド(±1σ) を利用したアルゴリズム(2019/12 選定版) | 2.54% |
ジャスダック好調-機械学習B | 2.12% |
[公式] 次世代技術銘柄 2020年9月 | 2.05% |
[公式] 2019秋 次世代技術 | 2.02% |
[公式]厳選東証大型株銘柄 | 1.60% |
01農林水産特定-機械学習A | 1.20% |
トレンドフォロー×少額投資戦略は、最近成功した「3371(株)ソフトクリエイトホールディングス」の買いシグナルで40%近くもパフォーマンスが跳ね上がり、今週の目玉となりました。次に、【投資金額50万円からの】売り上げ堅調銘柄・出来高分析売買は、「3479 (株)ティーケーピー」の買いシグナルに牽引されて8%の利益を上げた印象的な週でした。テーマ投資の5Gと巣ごもりも、コロナウイルスの流行で高騰する傾向のあるテクノロジー銘柄への投資のおかげで、4~6%の間で好調なパフォーマンスを見せました。