☆理想はリスクとリターンのバランスの良いもの!

YEN蔵です。こんにちは。
審査員を務めたQuantX Cup 2018には多くのアルゴリズムの出品があり、優秀なアルゴリズムが成績上位を占めました。

今回は優秀なアルゴリズムをどのように評価するかの基準について書いてみたいと思います。

今回私が重視した指標はシャープレシオ、最大ドローダウン、ボラティリティの3点です。

もちろん『累積損益がプラスのものでその上位のアルゴの中から、取引回数がある程度の回数があるものという基準を満たしたもの』が最初の選考の基準です。

理想的なアルゴリズムはリスクとリターンのバランスが効率的なものであり、同じリターンを上げるのであれば、より少ないリスクで済むアルゴリズムが優秀なものになります。

それを見るための指標がシャープレシオ、最大ドローダウン、ボラティリティというわけです。

では個別に見ていきましょう。

☆シャープレシオ
シャープレシオとはリスクあたりの超過リターンを測る指標で、この値が高いほど効率よく収益を得られたことになります。

収益を測る上で単純にリターンの大小ではなく、そのリターンを得るためにどのくらいリスクをとったのか、リスクを加味したリターンの比較です。

QuantX Cup 2018 の入賞アルゴリズムのシャープレシオはおおむね1.7以上の値を示しています。

☆最大ドローダウン
最大ドローダウンは、運用期間中の最大の損失ですが、これが小さいほど資産の変動が小さくなります。

資産の変動のブレを抑えて、損小利大が理想的な運用のスタイルになります。リターンが大きくてもドローダウンが大きいと破綻リスクもあり、リターンとリスクのバランスをとりながら運用することが重要です。

QuantX Cup 2018 の入賞アルゴリズムの最大ドローダウンはおおむね5%前後以下の値を示しています。

☆ボラティリティ
ボラティリティも損益のブレを測るもので、こちらも小さいほうが安全性が高くなります。

QuantX Cup 2018 の入賞アルゴリズムのボラティリティはおおむね0.16前後以下の値を示しています。

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QuantX Cup 2018で最優秀賞に選ばれたアルゴリズムは、累積損益では2位の評価でしたが、上述したような「リスクとリターンのバランス」に最も優れていました。

QuantX Storeでは様々な観点からアルゴリズムを選ぶことができるように、本稿で取り上げた指標も購入前に確認できるようになっています。
(アルゴリズム詳細ページ→[指標]→[リスク])

皆さんも、累積損益の値だけではなく、シャープレシオ、最大ドローダウン、ボラティリティなどの指標も参考にしてアルゴリズム選びを行ってみてはいかがでしょうか。

☆シャープレシオとボラティリティに優れたアルゴリズム
[公式] 50万円からスタートできる商品ETF(原油&金)
シャープレシオ:2.3
最大ドローダウン:6.1%
ボラティリティ:0.11

(2019/3/24)