YEN蔵(田代岳)

先週の日経平均は終値ベースでは1340.69円の下落となり6.3%の下落となりました。米国株の下落を中心に世界的な株価下落の中で、ドル円が崩れユーロ円灘も下落するリスク回避の動きも株価の下落を加速させました。

データー面からの日経平均を見てみましょう。

5日移動平均線は20833.80まで低下し乖離率は-3.2%、25日移動平均線は21593.38円で乖離率は-6.61%、75日移動平均線は22342.97円で乖離率は-9.74%、200日移動平均は22276.15円で乖離率は-9.47%となっています。

ここ数年で見ると20161月の下落時に移動平均線との乖離率が大きく開き、その時は5日移動平均線との乖離は-4.2%、25日移動平均線との乖離は-11.7%、75日移動平均線との乖離は-14.5%、200日移動平均線との乖離は-17.4%でした。

2016年の下落時で考えると5日移動平均線との乖離はそこそこいいところまで乖離し短期的な底値圏の可能性はありますが、25~200日移動平均線との乖離を見るとまだ下落余地はあるかもしれません。

しかし騰落レシオをみると6日が21.442568.96と歴史的に見て低い水準に低下してきています。騰落レシオをみると短期的な反発の可能性はあると思います。

14日からの値下がり銘柄数は連日1000を超えており、20日は2047となりました。安値圏でこれだけ値下がり銘柄が続出していることで、だいぶ売却も進んだ可能性もあります。

25日移動平均からの乖離を標準偏差で見ると、21日時点の標準偏差が544.31円と値動き的にはボラティリティが上昇していることが分かります。

最近で見ると124日の297.80円が一番小さい値です。標準偏差が大きなものは1030日時点の1011.05円が大きいものです。そのように考えると標準偏差もまだそれほど大きなレベルとも言えません。

25日移動平均線からの乖離を見ると1シグマが21049.07円、2シグマが20504.76円、3シグマが19960.44円となっています。

短期的に見ても標準偏差の3シグマに達することは稀ですが、今回3シグマが19960.44円で、20000円割れはかなり底値圏の可能性もあると思われます。

(2018/12/24)

※日経平均株価は日本経済新聞社の著作物です。移動平均・移動平均乖離率・25日移動平均線からの±1,2,3σなどは日経平均を元に算出しています。